オランダ丸碗 3L 白マット釉 (OM-3L) φ17×9 (写真1〜5枚目)
デルフトに丸い碗型の器があるそうです。そこから発想し、和洋を問わず多様なメニューに用いることのできる丸碗シリーズを作りました。シリーズの一番小さなものはお食い初めからのお子さんの飯碗に。また夫婦飯碗になる大小の大きさもあり、新生活や結婚祝いにもお勧めです。小丼、並丼、ラーメン鉢、盛り付け鉢にもボウルにもお使い頂ける、まさに日用に立ち回る碗、鉢兼ボウル兼どんぶりです。
大きくなるほど厚口となり、見た目相応の重さがあります。ぽってりとした口作りが柔らかな雰囲気を醸し出し、頼もしさがあり普段使いに適しています。
3Lはラーメン、うどん、ちゃんぽんなど、ボリュームのある麺類やビビンパに十分な大きさで余白もあり、より一層美味しそうに見えます。
収納の余裕があるようでしたら、大は小を兼ねますし、お勧めです。
以下の注意書きをすべてお読みいただき、ご理解のうえ、ご購入をご検討くださいませ。
□白釉
定番の器類には乳白艶釉、青白艶釉、白マット釉の三種類の釉薬を主に使用しています。
使い込むことで生まれる貫入や使い艶など、変化していく表情に豊かな味わいを感じて頂ける定番の釉薬です。
1)乳白艶釉は17世紀のヨーロッパで広く使われていた錫釉に着想を得た、柔らかい印象のあるアイボリー系の白い艶釉です。
2)青白艶釉は影青(インチン/青白磁)に似せた青みのある白色の艶釉です。
3)白マット釉は光を反射しないので料理が映えます。マット釉は顕微鏡で見ると表面がデコボコしており、カトラリーの擦れる音はやや大きく、汚れも少し付きやすくなります。
・マット釉の器に金属のカトラリーの傷が付いた場合は300番位のペーパーやすりで取ることができ、茶渋などの汚れは漂白剤で取れます
・安藤雅信の作品は基本的に、底面にも釉薬を掛け、テーブルやお膳への当たりが優しく、造形として一体となるように作っております。見た目のすっきりした美しさだけでなく、高台内まで釉薬がかけられている為、器を洗う時にも洗いやすく水キレもよいのが特徴です。
・検品作業をしておりますが、製法上許容範囲の歪みがございますこと、また個体差がありますが、どうかご了承お願いいたします。
・お使いいただいておりますモニター機器等により、実際の色と写真の色に誤差がある場合がございますこと、どうかご了承お願いいたします。
・写真11枚目のように鉄粉が見られる場合もございます。
・写真12枚目のように釉薬をはじいて穴状にへこんだ箇所がある場合もございます。
・写真13枚目のような形成時の手跡のゆらぎや、釉薬だまりがございますが、手仕事によるものですので個体差をお楽しみいただけたらと思います。
・写真5枚目は左がマット釉、右が乳白艶有釉(ツヤ釉)です。
※通常は乳白艶有釉(ツヤ)のみのシリーズです
・写真6枚目は、左手前の碗(大根サラダ)が 丸碗3Lとなります。右手の碗(小松菜のサラダ)は丸碗X L、奥の碗(人参サラダ)は丸碗2L。
・写真7枚目(チキンラーメン)は丸碗2L。小ぶりのラーメン鉢、麺類の丼に。コンパクトな麺類用、ご飯丼(鰻丼、親子丼、かつ丼、天丼など)用をお探しの場合にお勧めです。
・オランダ丸碗 全アイテム|写真8〜10
小より、S M LM L 2L 3L 4L
◎私たち日本人は、和食をベースに洋食、更にイタリア、中国、韓国、台湾、タイ、ベトナム・・・と世界中の料理を取り入れた食事をする、世界でも希有な民族だと思います。
料理に応じて各国の器を揃えていては大変ですし、素材の感覚や、器を持ち上げるなど食習慣の違いもあります。安藤雅信の食器は、「今の私たちが使う、どんな料理にも合う現代の器を」というコンセプトで展開しています。